
今回は、ごはんが進む生姜焼きとにんじんマリネのレシピをご紹介します
豚ロースは高タンパク質が含まれており、筋肉の成長やエネルギーの代謝に欠かせません。また、にんじんは冬が旬ですがカロテンが豊富に含まれており、体内でビタミンAへと変換され美肌や風邪予防に効果があります。
各レシピで、食材に含まれる栄養素や働きをご紹介するのでぜひ参考にしてください
生姜焼き
【調理時間】
約20分
【材料2人分】
・豚ロース 300g
・薄力粉 大さじ1
A 生姜チューブ 大さじ2
A 醤油 大さじ2
A 砂糖 大さじ1
A 料理酒 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・付け合わせのキャベツ 適量
【作り方】
1 キャベツを千切りにする。
2 豚ロースに薄力粉をまぶす。
3 ボウルにAを入れて混ぜ合わせる。
4 中火で熱したフライパンにごま油をひき、2を入れて焼く。豚ロースに火が通り、両面にこんがりと焼き色が付いたら3を入れる。
5 中火で炒め合わせ、全体に味が馴染んだら火から下ろす。
6 お皿にキャベツと5を盛り付けて完成!
肉や魚、卵類、乳類の動物性食品の他、大豆などの植物性食品にも含まれるたんぱく質
体重の約1/5を占め、血液や筋肉、臓器など体の組織を作る主要な成分であるとともに、酵素やホルモン、免疫細胞など生命維持に欠かせない多くの成分を含む栄養素
たんぱく質の特徴と働き
①疾病予防機能
血管壁に柔軟性を与えるため、脳卒中の予防にも効果的とされている。また、動物性たんぱく質に含まれるタウリンはコレストロールの排出に役立つため、高血圧や脳卒中の予防効果がある。
②代謝促進機能
牛肉のたんぱく質に含まれるL -カルニチンは代謝を促進し、疲労効果や脂肪燃焼効果などがある。
③健康増進機能
動物性たんぱく質とビタミンCを一緒に摂ると、鉄の吸収効果が約5倍になる。
豚ロースは特にビタミンB1を多く含む食材!
ビタミンB1…エネルギー代謝を高めるので、疲労回復ビタミンと呼ばれる。糖質の代謝で補酵素として働くため、糖質の多い食事を多量に摂取すると需要が高まる。
※「補酵素」とは…酵素が基質に完全に作用するために必要な低分子の有機化合物
にんじんマリネ
【調理時間】
約20分
【材料2人分】
・にんじん 150g
A 酢 大さじ2
A 砂糖 小さじ1
A 塩 小さじ1/2
A 粗挽き胡椒 小さじ1/4
【作り方】
1 にんじんは皮を剥き、皮剥き器でスライスする。
2 ボウルにAを入れて混ぜ合わせる。
3 1を入れて混ぜ合わせ、ラップをして冷蔵庫で10分置く。
4 味が馴染んだらお皿に盛り付けて完成!
にんじんに含まれるカロテン
主に体の調子を整えて皮膚や粘膜を保護し、体の各機能を調整する。その他にも、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれる。
まとめ
いろいろな栄養素が含まれる献立を考えたとしても、肉類は硬かったりにんじんは苦手で食べられなかったりするお子さんがいらっしゃると思います。食べられないものを無理にあげてしまうと「食べたくない」という気持ちが強くなってしまいます。保育士をしていた頃は、苦手なものを細かく刻んだり好きな食材と混ぜたりして工夫していましたが、それでも難しい場合は1口食べられた際に褒め、残してOKにしていました!生きていくために必要な食事の時間を大切にするために、食べることを楽しいと感じられる働き掛けをこれからも意識していきたいです
最後までご覧くださりありがとうございました♪
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